鈴木英人/スピードスターと過ごす正午（NOON, GETTING THROUGH IN THE SPEEDSTER）

鈴木英人プロフィール

1948年、福岡県博多市生まれ、子供の頃から手先が器用で絵がうまかった。'75年 友人とデザイン会社「ファイア・エンジン・ファクトリー」設立し独立。アメリカ・カナダに初めて旅行に出かける。芸術性よりもコマーシャルな要求が強い広告デザインをこなしながら、イラストレーターとしてのオリジナル性を模索する。80年　旅行で撮影した写真を元にしたイラスト５点が「イラストレーター誌」に掲載され大きく話題を呼び、一躍メジャークライアントから注文が殺到する人気イラストレーターとなる。'85年　初の版画作品として「EAST ALUBUM」と題し30作品を発表。大阪、東京等初個展開催。以後’87年『AVENUE』25作品、'88年『OCEAN DRIVE』10作品『BEST ALUBUM』10作品、'90年『SURF』作品、'91年『WATERS』15作品、'92年『COLORS』作品、93年初のヨーロッパ地方を描いた『VINTAGE』4作品、『WATER PARK』を精力的に発表し続ける。'95年　作品にグラディエーションを取り入れた『LOVERS』シリーズを発表。'00年　新技法ＥＭグラフによる作品を発表。アメリカの原風景を描いたその画風は、”風と光のデイトリッパー”と称され世代超えた共感を受け、数多くの企業イラストやＣＤジャケットの表紙を飾っている。