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春

版画には、紙以外の素材に刷られている作品もありますが、 やはり紙に刷られている作品を一番に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

では、いったいどんな紙が使われているのでしょうか?

版画用紙として向いている紙にはこんな特徴が挙げられます。

  • 吸水しやすく、吸湿が均一な紙
  • 吸湿性がありながらしかも水に強い紙
  • 吸湿による伸縮の少ない紙
  • 印圧に耐えられる肉厚のある紙
  • 保存性の良い中性紙

下記に代表的な版画用紙をご紹介いたします。

○ベラン アルシュ
フランス製の版画用紙。 頑丈で少し荒い紙肌を持つ世界的にも有名な紙。 版画用紙の条件を高い水準で満たし、特にリトグラフに最適な紙です。
○BFK
フランス製の版画用紙。 アルシュよりも少し紙の目が平らな感じ。 エッチングに最適な紙。リトグラフにもよく使われます。
○ハーネミューレ
ドイツ製の版画用紙。 アルシュに比べると少し柔らかく薄い。 滑らかな紙肌で細部表現に適し、優れた発色性で幅広く使われています。

紙の持つ質感が、作品の表現力をより豊かなものにしてくれますので、 上記以外にもさまざまな用紙が使われています。

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